ワード・オブ・ザ・マッチ
英単語コラムをお届けします。
ideal [形] 理想的な
目標は、最低限達成したい目標と、これができたら理想だという目標の2つを設定すべきだ。
就職活動が始まった。自分のやりたいことが見つからないままのスタートとなった。大学受験のときもそうだったが、どうやったら受験を乗り切れるかという方法を探すのは得意だった。そのころの癖が抜けていない。
ところで、冒頭の言葉は、生徒が東大を目指すマンガ「ドラゴン桜」に出てくるセリフだ(あまり正確ではないかも)。アインシュタインの顔を少し横に広げたような面持ちの物理の教師が言ったセリフ。続けて「私は皆さんを大学受験に合格させるという最低限の目標と、教え子が科学に興味を持って将来科学に携わるという理想的な目標というものをもっている」と語る(これも記憶のままに書いているので正確ではないかも)。
就職活動の序盤。
理想的な目標、これを探すことが最優先の課題だ。
(2005/11/4, Takashi)
philosophy [名] 哲学
英語を勉強していて良かったと思うことの一つは、英語の著作を原文で読めることだ。もちろん、辞書の助けは必須だけど。今読んでいるのは、(もともとは英語ではないが)
「Sophie's World (ソフィーの世界)」
Jostein Gaarder 著。
まだまだ1割程度しか読み進んでいないが、気に入った一文があったので紹介を。
Sophie decided that philosophy was not something you can learn; but perhaps you can learn to think philosophically.
(2005/9/11, 宮下)
spectator [名] 観客
残暑も厳しいが、この夏、達成したものがあるので早々に成功宣言したいと思う。
それは、ダイエット。
8年前、学生になったばかりのころは60kgだった体重が、今年の6月初めには71kgになっていた。これを何とかしたい、と常々思っていた。思っていただけで今まで行動に移したことはなかった。きっかけはちょっとしたことだった。
日本のワールドカップ出場が決まることになった6月8日、観客のいない北朝鮮戦。自分の部屋でTV観戦をするべく、試合開始時刻のちょっと前に家の近くの酒屋にビールを買出しに出かけた。しかし、酒屋は閉まっていた。「こんな大事なときに店を閉めるなんて(まさかサッカーをTV観戦するためか?)」もう他の店にいっている時間はない、ノンアルコールで観戦することにした。
それまで毎晩飲んでいた缶ビールを、その時以来飲んでいない。ただし、友達と飲むときは除く(笑)。深夜のラーメンをやめた。どうしても夜にお腹が減るときはヨーグルトを食べた。風呂に入る前に腹筋を70回やるようにした。週2回は家の周りを2キロ、ジョギングするようにした。
そして、今、64kg。
もうひとつ、プロジェクトを達成するために大事なものがある。それはネーミングだ。このダイエットプロジェクトにも、こっそりと名前をつけた。自分の意志だけが頼りで、だれかが助けてくれるわけでもない。一人で黙々と遂行するが悲壮感は決して漂わせない。
無観客ダイエット。
(2005/8/16, 宮下)