ワード・オブ・ザ・マッチ
英単語コラムをお届けします。
diagnosis [名] 診断
先月、免許更新に行ってきた。20分ほど交通安全のビデオを見てから安全運転自己診断テストの紹介。
「時間がないのでこの場ではやりませんが、家に帰ってからテストしてみてください。気軽にやっていただければ結構です。晩酌のあとでもいいですよ。」さっきのビデオでは「お酒を1合飲んだ人が2時間後に運転シュミレーションをしたら判断力や俊敏性が落ちる」とさんざん繰り返されていたが・・・テストは晩酌の後でもいいのかっ。
はい・いいえ形式の問題だが、だいたい望まれている回答が分かる。「運転が下手な人は遠慮して走るべきだ」には思わず「はい」と答えてしまった。そういう回答が多いと「あらっぽい運転」もしくは「自信過剰運転」に分類されてしまうのだろう。他に「いらいら運転」「判断迷い運転」のタイプがあり、無難に答えれば「バランスのとれた運転」のタイプになる。
「バランスのとれた運転」のコメント欄の下のほうに、「質問に正直に答えたでしょうか」というシビアな確認コメントが記載されていた。
(2005/12/20, Takashi)
catalyst [名] 触媒
就職活動は動きまわることが大事だとよく言われる。
彼女(彼氏)をつくるには出会いが多いほうがその可能性が高くなる。
そう聞くと、高校時代に化学の授業で習った「化学反応を促進するための3要素」ということを思い出す。化学反応を高めるためには、分子の濃度が重要だ。そして、濃度だけではなく分子自体の速度(温度)も大きいほうがいいらしい。
つまり、就職活動も恋愛も化学反応も出会いの数が大事だ、ということだ。
そして最後の要素は何か。
それは「触媒」。内定や恋人や違う分子を勝ち取るためには、障壁をなるべく低くするものがあったほうがいい。化学反応ではそれは「第3者」がになうことになるが、就職活動や恋愛では、それは自分自身の能力だったり魅力だったりするのだろう。
(2005/12/11, Takashi)
shame [名] 恥ずかしい思い
恥ずかしいとき。
発車間際の電車に飛び乗ろうとしたが、直前にドアが閉められたとき。
知り合いというほどではないがお互いの名前を知っている程度の同級生が向こうから手を振っているので振り返すと、その同級生は私の後ろの人に手を振っていたとき。
薬局で避妊具を買おうとしたとき、店員が女性だったので、「それだけを買いに来たわけではない」というカモフラージュとして別の商品をとっさに手に取ったが、それが栄養ドリンクだったとき。
That is piling shame on shame.(それは恥の上塗りだ)
(2005/12/4, Takashi)